私たちの活動

トップページ | 私たちの活動

ご挨拶

会長 藤田 大介

 2011 年 6 月に有賀祐勝先生(東京水産大学名誉教授)の後を受けて会長を務めさせていただき,早くも 10 年が経過しました。この間,会員をはじめ,多くの関係者のご理解,ご協力のもとに,24 冊の会報を刊行し,8 回のシンポジウムを開催し,5 回の視察旅行・交流会を行って参りました。
 会報は海藻の色彩がわかるようにフルカラーとし,日本科学技術機構のデータベースにも登録しました。シンポジウムは 2017 年度から会場を東京海洋大学に移し,お気軽に懇親会まで参加いただけるようになりました。
 会員も,若干の入れ替わりはございましたが,理事も 6 人から 10 人に増え,新しい試みも取り入れながら前進しております。長らく放置されていたホームページの Q&A を見やすくし,会報の総目次を充実させ,非会員の方にもバックナンバーをお求めやすく致しました。この 2 年間,新型コロナウイルス感染拡大防止のために,シンポジウムや視察旅行は開催できませんでしたが,会報を新型コロナウイルス特集号とし,オンライン勉強会を開催するなど,会員の交流を図っております。
 海藻の利用は古来,日本人の誇るべき文化の一つです。人類の健康と安心安全な暮らしの支えとして,海藻への様々な期待が高まっています。一方で,気候の変動,沿岸環境の改変,世界的な海藻需要の増加に伴い,藻場や海藻資源を取り巻く状況も大きく変化しています。このような時代を迎え,日本の海藻業界をリードしてきた諸会員とともに,新たな文化の創造と発展に貢献しできるよう,微力の限りを尽くしたいと思います。

 協会の趣旨

 日本海藻協会は,日本の海藻業界の発展を推進すると共に会員相互の情報交流と親睦を図ることを目的としています。

 協会の主な活動

 ・会報「海藻資源」の発⾏
 海藻の資源の動向や利⽤・文化,国内外の研究や業界の情報をフルカラーで掲載しています。
 ・シンポジウム・勉強会・講習会等の開催
 年1回「藻類シンポジウム」を公開で開催し,一般の方々にも参加いただいています。また,会員限定の「勉強会」も開催しています。
 ・親睦交流会の開催
 年1 回,会員会社や産地の施設の訪問⾒学などを通じて,会員相互の理解と親交を深めています。
 ・ホームページによる普及啓蒙
 海藻に関する疑問に答えるために,Q & Aを適宜更新しています。

 会員の募集

 日本海藻協会の目的に賛同する団体または個人で,法人会員(主に企業対象,年会費30,000 円)と個人会員(主に個人対象,年会費5,000円)の2種類があります。それぞれの会員の詳細は,別途,規約をご覧ください。海藻に関心のある方はどなたでもご入会いただけます。

 設立の趣旨

 1999 年2 ⽉に国際海藻協会日本⽀部を⺟体として発⾜しました。
 2008 年1 ⽉より,会員の中から理事を選出し,理事会を中心として活動する体制に移⾏しています。

 事務局

  〒410-0001 静岡県沼津市足高字尾上384-60 ㈱山形屋海苔店 内 事務局 小野晃生